社員インタビュー

インタビュー 01

ポートフォリオマネージャー
(入社1年目)
中尾 隆彦(なかお たかひこ)
前職:バイサイドアナリスト
趣味:娘と遊ぶこと、特におままごと

中尾さんは、いわゆるバイサイドで15年以上に亘る長いキャリアをお持ちですね。ハヤテ入社のきっかけについて教えて下さい。
はい。過去15年間、日本の大型株・中小型株、欧州株、アジア株市場において、テクノロジー、医薬・食品、サービス等の幅広いセクターを経験してきました。これからは、自分の専門性を定めていくフェーズにしたいと考え、そのフォーカスを日本の中小型株に据えて、プロフェッショナルとしてお客様に貢献できる場を探していました。
ハヤテについては、ユーリカヘッジでの受賞ニュースから、その存在は知っていましたが詳細は知りませんでした。そんな折に、2019年3月12日の日経新聞でハヤテの特集記事を読み、中小型企業取材をベースとした徹底的なボトムアップの投資スタイルに興味を持ち、すぐに採用応募しました。
ハヤテのポートフォリオマネジャー/アナリストとして、魅力的だと感じたことは何ですか?
一番インパクトが大きかったのは、「ハヤテの株式市場との向き合い方」と「顧客のためにベストな投資アイデアを追求し続ける」という一貫した哲学の存在です。ハヤテでは、優れた投資アイデアはその場で即採用もありますし、一方で徹底的に深く調査を完遂してから投資することもあります。アイデアのロジックが良ければ、まずは資金の一部を投資してからその後に深堀り調査することもあり、極めて柔軟に市場と向き合っています。
より深い確信を得るための調査は重要ですが、その間に株価が動いてしまうと、その調査の付加価値はゼロになってしまいます。そのような機会損失を避けて、顧客にとってベストな投資アイデアを実践するために、原理原則はあれども紋切り型のルールを押し付けない柔軟性が有ります。多くの運用会社は、例えばバリュー投資など一定のスタイルを掲げる反動からか、その哲学から外れた投資アイデアは捨ててしまう傾向があるように思います。一方で、ハヤテでは、特定のドグマにとらわれず、まっさらな視点で株式市場と向き合い、長期も短期も買いも売りも、全てはお客様のために、あらゆるバイアスを捨てて最善の投資機会を実現していくというシンプルかつ究極的な本質を追求するところが魅力的でした。
また、チームの投資アイデアの「引き出しの多さ」にも驚きました。長期のDCF法に基づく企業価値の議論から、中期の企業変革、短期の企業業績による投資までその方法論と時間軸に「広さ」と「深さ」があります。例えば、長期で何年にも亘り保有し、応援し続けている企業もあり、一般的な'ファンド'よりも、腰が据わった投資スタイルだと感じています。
新しいハヤテ・スタイルに順応しつつ、パフォーマンスをあげていくのは大変だと想像しますが、キャッチアップするためにどのような工夫をされたのでしょうか?
そうですね。先に述べたように、確かにハヤテ独自の哲学があり、スタイルがあるので、それを短期間で自分のモノにしていくのは大変です。自助努力は前提条件ではありますが、ハヤテにはその努力を支える、知識やノウハウ共有の仕組みがあります。とかく属人的になってしまう投資のノウハウですが、社内に存在する過去10数年で培ってきた勝ちパターンの集大成ともいえる「レシピ」は、銘柄選定の指針になります。
また、過去の調査履歴やメンバーのナレッジが共有できるようITシステムや人的なサポートにより共有が仕組み化されていることも驚かされました。勝ちパターンを体系化し、チームで学びを共有できるよう仕組み化し、日々の調査行動に反映できている会社は少ないと思いますので、この点においては、恵まれた環境と言えると思います。ハヤテのスローガンの一つが「チームで勝つ」なのですが、レシピや仕組みの存在は、この文化を象徴しているように感じます。
入社して最初の1年を振り返ってみて、何が一番記憶に残っていますか?
日経新聞の記事にも掲載されていましたが、ハヤテの特長の一つが徹底したボトムアップです。アナリスト1人につき、年間約1,000件の取材を目標とします。私の場合、入社後まずは主要な中小型企業を一通り理解したかったので、10ヵ月で1,000件以上の取材をしました。ハヤテはセクター制を敷いていませんし、スコープに入る銘柄を全て把握するためには数をこなすしかないと思い無我夢中でした。分刻みのスケジュールで息つく暇もない状態でしたね。忘れられません(笑)
年間1,000件という数字を聞くとそんなことが可能なのだろうか?と感じますが、どのように達成しているのですか?
ハヤテには、温かくアナリストを支えてくれる専属のサポートチームがあります。過去在籍した会社では、取材のアポとりは勿論、その資料準備も全て自分で行わなければならず、時間が奪われていました。しかし、ハヤテでは「アナリストサポートチーム」があり、自分が調査に集中できるよう周辺作業を全て担ってくれますので、これが可能となります。ただし、誤解なきよう一つお伝えしたいことがあります。チームでも口を酸っぱくして、「1,000件という数字はあくまでも手段に過ぎない。顧客のために最善の投資アイデアを生み、そのパフォーマンスをお返しすることがゴールであるため、取材数が多ければよいわけでは無い。あくまでもお客様のリターンを最大化するための方法や時間配分を最優先して欲しい」と言われています。今後は自分に適したペースで、リターンの最大化のための取材時間とその後の分析時間のバランスなどを追求していきたいと考えています。
今後のハヤテで積極的に取り組んでいきたいことはありますか?
一つは、運用業界全体を盛り上げていきたいということです。ハヤテに来て面白いと感じたのは、社内だけでなく、社外のバイサイドやセルサイド関係者を集めて、投資の「勉強会」を開催していることです。調査や運用の仕事は、黙々と一人でやることが多いと思いますが、そのような「場」があると自分の意見や情報を相対化ができます。また、参加者は戦友でもあり、同志のネットワーク構築により自身のキャリア上の人脈形成にも大きく寄与していると思います。日頃から「他社のアナリストも、気軽に立ち寄ってほしい」と願っており、実際に何人もオフィスに遊びに来てもらっています。業界全体で切磋琢磨する大きなうねりにしていきたいと思っています。
もう一つは、当たり前ですが、ポートフォリオマネジャーとして投資アイデアと調査の「数×深さ」で、お客様のために目標パフォーマンスの達成に貢献したいです。
中尾さんは、どういう方と一緒に働きたいですか?
長期も短期も買いも売りも、株式市場でリターンをあげることに情熱を持ち続けられる方ですね。その情熱があるのに、「調査以外の雑務が多い」「戦略上の制約で純粋にリターンを追求できない」「特定セクターしかカバー出来ない」「顧客ではなく上司の顔色を伺っている」など、何らかの壁で悩んでいる人にとって、ハヤテは間違いなく良い環境を与えてくれると断言できます。
また、「リターンを出していればいい」「他の事に興味なし」ではなく、得たものを会社として仕組み化し、メンバー同志で共有して成長することに関心があれば、更に良いです。それがお客様への還元につながりますし、結局は巡り巡って、自己成長につながるからです。「チームで勝つ」というハヤテの方針に賛同頂ける方が良いですね。市場は厳しくアナリストは時に孤独ですが、チームで勝つという方針やサポートチームの存在は、その孤独を和らげてくれるのは間違いありません。
最後に、ハヤテでは、銘柄推奨時の議論そのものや勝ちパターンを蓄積して人工知能に取り組むプロジェクトも進めています。新しいことに興味を持ち、テクノロジーを用いて、更に自分のアナリストとしての能力に付加価値を出していくことに興味がある方も良いと思います。
最後に、ハヤテに興味のある方へ向けてメッセージはありますか?
はい。私は自分の投資アイデアをとても重視してくれることに良い意味で驚きました。外から見ると、CIOが全てを決めるワンマンチームに見えるかもしれませんが、そうではありませんでした。CIOは、自分たちの投資アイデアを決して頭から否定せず、必ず受け止めてくれます。「それはなぜか?」と聞かれることはあっても、「それはダメだ」と決めてかかることはありません。上下の関係というよりは、一緒に投資アイデアを具現化するディスカッション・パートナーとして毎日、毎時、根気強く議論に付き合ってくれます。自分のアイデアが尊重されていることを感じます。そんな空気で仕事がしたい方はウエルカムです。
【CIOからのコメント】
中尾さんは、企業投資の持つ醍醐味やワクワク感を追いかけ続ける情熱をもっておられます。 一方で、それはそれは地味な調査が毎日続くわけですが、それをやり切る覚悟も持ち合わせておられます。 我々はそんな中尾さんと一緒に仕事が出来て嬉しいです。 小さな娘さんとオママゴトをするのが日課のようで、家庭でも右手に野菜、左手に四季報をたぐるという ウルトラな仕事ぶり。たまに「パパ、集中して」と怒られると聞きました(笑)。 いつか職場訪問にて、娘さんに中尾さんの活躍ぶりをお見せする機会を作りたいなと思います。